JP、【R】に行く(前編)

1週間ほど前から足がダルいし張りも感じていた。デスクワークが続くとこうなることが多く、もうほとんど持病に近い。血行不良なのだろう。

だから寝るときに足を壁につけて、高く上げるとスーっとしたりする。ただ、この姿勢のままでいると今度は血が下がり(上がり?)足先がジンジンするので、良い子はマネしないで専門医へご相談ください。

ここのところPCに向かってばかりだ。コレやアレやでデスクワークが続いた。あまりにダルいので、椅子にあぐらをかいたり正座をしたり。

椅子での正座はときどき女子社員がやるのを見るが、ちょっと可愛い感じがしなくもない。ただおっさんがやると、なんだかな~だ。

といってエステ行ってるヒマがない。いや、行くのも仕事なのだから行きゃあいいのだが、レビューするのに「足がダルいので、そこだけよろしく」とはいかない。

我慢してデスクワークをしていたある日、ついに耐えられなくなり早めに切り上げて会社を出た。向かったのは、よく駅のショッピングモールなどにある【R】だ。実はワタシ、会員証を持っていたりする。こういうHelp Me ! なときに利用するのだ。

 

もちろんメンズエステではない。どちらかというとチェア系で老若男女が利用する。ちなみに店舗名は【R】なのにカードには【bodywork】とある。Rの字はどこにもない(裏面にも)。きっと諸事情があるのだろうが(想像はつく)、ワタシ的には むむむ、だ。

 

Rと覚えている店で、会員証を財布から出すときに咄嗟にこのカードと結びつかない。ハードユーザならいざ知らず、たまにしか行かない自分には あれどれだっけ?なのだ。
某ショッピングモールにあるその店は受付が通路に面しているので入りやすい。ちょうどカウンターで作業しているスタッフがいたので声をかけた。

「すぐできます?」

「はい大丈夫です。コースなどお決まりですか?では、そこにおかけください」

 

カウンター横に椅子が並んでいる。そこで会員証を渡すと彼女がこう言った。

「新人のスタッフになりますが、よろしいでしょうか」

一瞬だが不安がよぎる。

この店は初めてではないが、ライトユーザだし、前回は半年ほど前のことだ。前の施術者をリクエストもできる…が指名料がかかる(後述)。

【R】は多店舗展開のチェーンだし教育はしっかりしているだろうから、「て○○ん」や“駅ちか”の「リ○○ゼ」のようなことにはならないだろう。
※ここは昔むかしイヤな目にあったので二度と行かない(この件は後述しない)。

不安を感じたもののジェントルマンで通っているワタシにNOは無い。気が弱いだけだが。

だから「かまいませんよ」と答えていた。

 

すぐにその担当が現れてコースなどの確認。そして彼女が言う。

「一緒に××コースなどもいかがですか?」

と新メニューをアピールする。マクドか!

 

そこで今日の目的を話す。要約すると『足だけやってちょうだい』と。つまりポテトはいらんのだよ、と。これは通じたようだった。

店内に入って施術、の前に着替えをするか聞かれる。たったの40分だし足だけやってもらえればいいので逡巡していると、「40分なら背面をひと通りケアします」と。そうだったっけ?

では、と着替えてスタート。ちなみにベッドは小さめの脚付き穴あき。隣のベッドとはカーテンの間仕切りだけ。でもこれで十分。たまたま客はほかに1人だけだったし、離れていたので問題なし。いや、隣にいてもこういう店ならぜんぜんOK。

うつ伏せになり穴に顔を突っ込むとアームレストが丁度よく、腕の収まりがいい。ん?前もこうだったかな、と思う。

この手のベッドはメンズサロンで何度も使っているが、この収まり感に記憶がない。ひょっとして最新式?と思ったが定かではない。

顔をうずめると急に聴覚が目覚める。

音楽は・・・ショッピングモールに流れるPOPSで、通行人の靴音がそれに混じる。そういう所とはじめからわかっている。普段レビューしているメンズエステと比較などしない。

スタッフとの会話も同じ。今日は癒しを求めているのではない。だから圧の強弱くらいが通じればいい。スタッフの容姿や接遇もどうでもいい。どうせ背面だけだし、オモテ面をしたところで目にはタオルをかけるのだから、阿多福でもかまわない・・・・・・・・・さ。

マッサージが上手けりゃいいのだ。

タッチはやや強で悪くない。希望通りに足を丹念に圧したり叩いたりする。張りのあったふくらはぎや足裏も、リフレではないが圧しの加減がいい。

「新人」と言われた不安は消えかけていた・・・。

 

後編に続く